アドバンテージとは |
フットサルにおいてのアドバンテージ・プレーオンについて解説します。
競技中、相手側のファールが起きたにも関わらず、味方側が有利な状態であればアドバンテージを取り、プレーを続行するかどうかを審判は判断する事ができます。例えば、ゴールクリアランス(アウトオブプレーからのキーパースロー)のときに攻撃側の競技者がペナルティーエリア内にいても、ゴールキーパーがすばやくゴールクリアランスを行いたいと思われるならば、アドバンテージの適用が認められる。カウンターの時などでよく起こりますね!
では、4秒ルールを違反した時のアドバンテージの適応はどうなるのか!?
結論から言うと、前回の4秒ルールのお話しにもあった、フリーキックやキックイン、ゴールクリアランス、コーナーキックで4秒が経過した場合はアドバンテージが
“適応されません“
例えばキックインで4秒経過後、慌てて蹴ったボールがインプレー中の競技者に当たりゴールに入ってしまった。
この場合、4秒ルールが適応されゴールは無効。相手競技者のキックインで再開となります。
結論:フリーキックやキックイン、ゴールクリアランス、コーナーキックで4秒ルールを違反した時はアドバンテージは適応されません
ちょっと待って?4秒ルールが適応される条件ってもう一つあったよね? |
キーパーが自陣内で4秒以上ボールを保持した場合のアドバンテージはどうなるのか?
競技規則に書いてました!
フットサル競技規則 第5条 4 秒ルールの違反に対するアドバンテージは、認められない。ただし、ピッチのゴールキーパーの味方半分内でボールが既にインプレー中であり、ゴールキーパーがボールをコントロールして 4 秒ルールに違反した後、ゴールキーパーがボールを失った場合、アドバンテージが認められる。その他の、フリーキック、キックイン、ゴールクリアランス、コーナーキックのときはアドバンテージを適用することはできない。 |
なるほど!!
結論:4秒ルール違反は基本アドバンテージを取れない。ただし、インプレー中のゴールキーパーの4秒ルール違反のみアドバンテージが適応されることがある。
勉強になりましたか?
4秒ルールについて詳しく知りたい方は前回の記事【フリーキックって4秒カウントしないの?】をチェックしてみて下さい!